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初めての・・・!(21)

    

     

二人でゆっくり昼食をとるのも久しぶりで、琴子は

「お墓を秋田にしちゃたから、こっちにはほとんど来てなかったから、相原のおじいちゃんおばあちゃん達に会えて嬉しかった」

「そうだ、何で秋田にしたんだ?東京に住んでいるから都内の方がいいんじゃないのか?」

「ん~お父さんがね、結婚た頃はまだ見習いみたいな感じで、忙しくて秋田には結婚の挨拶しただけで行った事無かったそうなの、お店を持ってからもやっぱり忙しくて、お母さんもお店に出ていたから、秋田には本当何年も帰っていなくて、そのまま病気で入院…結局お母さんは結婚の挨拶とあたしを出産するために帰ってからはまったく秋田に行ってなくて、それでお父さんお母さんに寂しい思いをさせたくないからって、秋田にお墓を建てたの、向こうならおばあちゃん達もいるし、その方が寂しくないって」

「なるほどな」

「だからお父さん、自分が死んだら、秋田にって忙しくしてお母さんに寂しい思いをさせたから、向こうで二人でゆっくりしたいって」

「生きていた頃に出来なかった事を、墓の中でってことか」

「うん、本当はこっちに移すことも考えたんだけどね、あたしが結婚は無理って言ってたから、東京じゃいつか無縁仏になてしまう、秋田なら共同墓地だし、お母さんの親戚とかもお墓参りに必ず一緒にお参りしてくれるから、安心だから」

「…結婚して入江になったからお前俺と一緒だしな」

「それに…外科病棟で、患者さん達の話で、一人っ子で嫁に行ったから、家のお墓までは負担になるからっていう人がいたりして、けっこう考えさせられたのよね…」

「…確かに高齢化に少子化で墓問題はあるかもな…」

   

      

      

       

☆~☆~☆~☆

「所で紀子、直樹は結婚式をせんとね…」

「…そうなのよね…忙しいからなかなか会えなくて…その話出来なくて…」

「琴子さんには話したと?」

「琴子ちゃんも遠慮してるのかしらね…」

「なに!いっつもならあんたが率先してるのに!」

「一応ね、教会に知り合いがいるから、聞いてみたのよ、ただ…お兄ちゃんがなんて言うか…」

「直樹はそういうの疎いと言うか…面倒はごめんなタイプだからね…」

「だから、もうすぐタイちゃんのお誕生日も来ることだし、とは思ってるのよ」

「別に盛大な式をせんでもよか、直樹が納得する式で」

「あの子は二人だけで挙げるとか言いそうたい」

「せめて琴子ちゃんにウエディングドレス着せて、お写真だけでもとか考えてくれたらいいんだけど…」

「琴子さんが仕事に復帰する前に、お式出きるように紀子が直樹にちゃんと話してあげるとよ」

      

    

一時間ほどして大樹が目を覚ました

「あ、大樹君起きた~」

「そろそろオムツ替えないとだね」

ベビーカーから大樹を抱き上げるミキ

「ねぇ、私にやらせて」

「メグちゃんできるの?」

「ケンの時に少しやってたとよ」

「そっか~弟がいるもんね」

好美とミキは、オムツやおしりふきなどを準備しているとメグは

「あ…なんかこんな事…久しぶりで緊張すると~」

「そりゃそうたい、弟とは違うけんね」

三人が大樹のオムツを交換していると、裕樹達男の子が戻って来た

「大樹君起きたか」

「今オムツ交換してるとよ、ちょっと待って」

メグはオムツ交換して、きちんとズボンを履かせると

「あ~出来た~」

「メグねぇちゃんも出きるとね」

「…あんたのオムツ交換したことあるとよ」

「え!」

「当たり前たい、ついでにタケちゃんもトシにいもミキちゃんもあんたのオムツ換えたことあるとよ」

「裕樹君は…」

「ケンのはないけど、大樹のはしてるよ、お風呂入れたりもしてる、生まれて直ぐから、兄貴の帰りが遅い時とか、出張でいない時とかね」

「裕樹はイクメンになれるとね~」

「…今は高校生だから時間があるだけ、社会人になったら同じように出きるとは限らないよ」

      

「ねぇ、大樹私に貸して」

「…貸すって……オモチャじゃないよ大樹は」

「いいじゃん、抱かせてよ」

ベビーカーから大樹を抱き上げる理加

大樹は不安そうに裕樹に手を伸ばした

「ちょっと、大樹大人しくしなさいよ」

「理加、あんた強引すぎると」

今にも泣き出しそうな大樹を裕樹が抱こうとしたが、理加は

「私は~未来のママになるかも知れないんだから大樹、ちゃんと覚えて」

「「「はぁ?」」」

「な、なに言ってると…理加」

「だから、もしかしたら、私が大樹のママになるかも知れないでしょ、琴子さんが居なくなったら」

「理加!」

ミキは直ぐに大樹を理加から奪った

「あんたね!」

「だって、琴子さんがもしも、お母さんと同じようになったら……

   

パチン!

    

「好美!」

「好美ちゃん!」

「イッタ………なにするのよ!」

「……理加さん…ひどいよ!何でそんな事平気で言えるの!」

「……」

「今のは理加が悪いと!」

騒ぎを聞き大人達が一斉に子供達に目を向けた

    

「……琴子さん……お腹に大樹君がいるとき…その事を気にしてた…もしも自分がお母さんと同じように病気になったら……どうしようって」

「…………」

「不安で……一人で泣いてた時もあったの…直樹さんにそんな事言えなくて……泣いてた」

「好美…」

「……だから…あたし言ったの、直樹さんに……そしたら……どんな事が合っても自分が治すって…今は医療も、あの頃より格段良くなった、だから……大丈夫って…」

「………」

泣きながら話す好美、紀子は好美を抱きしめながら

「好美ちゃん…そうよ、お兄ちゃんならどんな事起きても、琴子ちゃんと大樹を守ってくれるわ」

     

     

「……甘やかしたつけとね…なんでも思い通りになるように育てたから…こんな年になっても……人の気持ちもわからん子になったとよ…」

「じいさん!」

「じいちゃんの言うとおりたい…理加はいつも俺達の事、馬鹿にした様な言い方しかせんとね……自分が言われたらどんな気持ちになるかなんて…考えてもないと」

「……何かあるたびに…入江家のって、そんなに頭が良いこと大事?頭良くても、あんたみたいな子親戚やなかったら、相手にせんとね……」

「ミキ、タケ!言い過ぎたい!」

「今言わないとこの子はなんもわからんとよ!」

「……その人が傷着いてることも、わからん子ね…こいつは琴子さんにも同じ事を言うに決まっとるけんね!」

   

タケとミキの言葉に裕樹は

「理加、兄貴が結婚したのそんなに気に入らない?理加とは結婚出来ないってわかってるよね、それに兄貴は理加の事、親戚の一人としかみてないのもわかってるよね、アメリカに行って彼氏が出来たとか、僕に電話で話してたよね、あんなに直樹、直樹って言ってたけど、結局ちゃんと彼氏出来たんだって思ってた、結局日本では兄貴に執着してただけで、アメリカに行ったら普通に彼氏作って過ごしてるんだって、理加はさ、兄貴のどこが好きなの……頭が良いところ?それとも容姿?兄貴の事何にも知らないよね、兄貴が初めて嫉妬したり羨ましいと思った人って……琴子さんなんだ」

「裕樹…」

「僕は琴子さんなら、兄貴を変えてくれるんじゃないかって、そう思ったから琴子さんの事いろいろ話した、そのせいで……父さんと兄貴が険悪になったけど、琴子さんのおかげで兄貴も自分の考えをちゃんと父さんに伝える様になったし、父さんも…自分の考えを押し付ける事なくなった、僕達家族は琴子さんに救われた、僕はそう思ってる」

「そうね……人に感心を示さないお兄ちゃんが初めて私を頼ってくれたのは琴子ちゃんの為だったものね」

「わしが初めて琴子ちゃんの家に行った時、直樹の事を話してくれた、お盆でなかなか鬼灯がみつけられなかったけど、直樹が買って来てくれたと嬉しそうに話してくれた、直樹が誰かの為に…何かをするなんて……それまで見たこともなかったから、内心驚いた…それに直樹が帰宅してわしと二人だけにしてくれた、ゆっくり話が出来るように席を外してくれていた、そんな心使いが出来る琴子ちゃんに感心した…父親一人で……店を切り盛りしながら娘を立派に育てたアイちゃんには、本当に感謝してもしきれない…大事に育ててくれた琴子ちゃんを直樹の嫁として迎えられて本当によかったとわしは思ってる」

     

「理加ちゃん……理加ちゃんにも必ず心から大切だと思える人が現れるわ、お兄ちゃんにもそういう人が出来て、幸せになれたの」

「誰だって自分が一番可愛い……でもそれ以上に大切な人が出来る、理加もいつかそんな人と出会えると思うよ…」

    

    

      

     

         

        

        

~☆~☆~☆~☆~☆~

とてつもなく遅くてすみません……

わたくし事ですが……

喘息の咳がきっかけで、肋軟骨損傷!

お医者さんがあんまり手を使わないで、大人しくしててね~

       

ですって……

   

鎖骨と肋骨の間だから固定できない……もう自然に治るの待つしかないからね~

って……

咳で肋骨を骨折する人もいるからと骨粗鬆症の検査をしたけど、それは大丈夫だったからいいんだけど、肋軟骨損傷するって

気候が落ちたかないから、皆さんも体調は十分お気をつけください

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どんなに?頭よくっても人の気持ちをかんがえられないなんて、いくら可愛かったり、きれいだったとしても、魅力はないですよ半減になってしまう、大樹君は、赤ちゃんなんだから前のこともあるし、大樹君は、リカちゃんにたいして嫌悪感感じているんじゃないv-12

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初めてイタズラなkissのIF物書いてみました