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入江直樹の日常?

    

      

🌻🌻🌻

「直樹さ~ん!」

「よう、久しぶり」

「こんな所で偶然ですね!」

「買い物?」

「はい!」

声を掛けてきたのは、美南

      

「新君、大きくなったな」

「はは~…ボンレスハムみたいですよね……」

乳児特有なムチムチとした体型の新

「大丈夫だよ、乳児のうちは、これから動き回るから」

「琴子さんと琴美ちゃんは元気ですか?」

「あぁ、元気にしてるよ」

ベビーカーの中で新は直樹に手を伸ばし、抱っこをせがむ

「新~暴れないで…」

「いいよ、貸してみ」

直樹は新を抱っこすると

「もう…なんか蓮君見ても直ぐ抱っこせがむんですよ…」

「首も座ってるし、高い所から周りを見たいって好奇心もわくだろうからな」

「そうなんですね~」

楽しげに話している二人……

      

      

           

「あれ?入江じゃねぇ?」

「あ~家族で楽しげだな……って……」

「ち、違う……あれ琴子ちゃんじゃないって!」

「……だれ?」

「入江にあんな親しい女の子なんて……知らない…」

ファミレスの中から二人を観ているのは、斗南大学の学生達

      

       

    

「もうすぐ蓮君のお誕生日なんですよ~」

「そうなんだ」

「直樹さんは琴子さんからどんな物もらいました?」

「……低周波器」

「え?」

「手作りのお守り…」

「…て、手作り…」

「腕時計」

「……あの~低周波器ってなんで?」

「俺がよく、肩を揉んでたから……理由はあいつの勉強みてて……あまりの出来の悪さに…」

「……なるほど」

「蓮君なら美南ちゃんからのプレゼントならなんでも喜ぶんじゃない?」

「まあ~主婦なんで、お小遣いはほとんどないですけど、どんな物ならいいのかなぁ~って」

「琴子なら……」

「琴子さんなら?」

「……きっと、手作りだな」

「……例えば?」

「こないだは、フォトフレームにリボンや星を付けて、琴美の写真入れてたな」

「へ~」

「プレゼントは値段じゃない…気持ちだ」

「そっか~気持ちか~」

      

ベビーカーを押して歩く美南とその息子を抱いて歩く直樹

端から見れば夫婦に見えなくもない

だが、近くで会話を聞いていると、兄妹のようでもある

    

    

夏休みの人の少ない大学では直樹が男の子を抱いて楽しげに歩いていたという話で持ちきり…

   

「まさか…隠し子とか!」

「…はぁ?あんなに堂々と歩くか?」

「いや……入江なら……」

「琴子ちゃんは知ってるのかなぁ…」

「それな…」

     

その話は、テニスコートで練習している松本達にも入っていた

「…入江君が?…馬鹿馬鹿し」

「本当何だって!」

「それじゃ、その女の子はいくつくらいだったの?」

「……どう見ても年下…」

「子供は?」

「まだベビーカーに乗ってた、一歳前って感じ」

「じゃ、琴美ちゃんとそんなに変わらないじゃないの……」

「……確かに」

「琴子さんのお友達かも知れないじゃない?」

「え~入江が親しそうに子供抱いてたし」

「いくら彼が器用でも、たった数ヶ月で二人の子供を持つ?そもそも……琴子さん以外相手にしない入江君が、他に子供なんて、あり得ないわ、賭けてもいいわよ」

「「……かけ…」」

「えぇ、一万賭けてもいいわよ」

「松本さんに賭ける!」

「俺も!」

「あたしも~松本さんの方に賭けるわ!」

「ちょっと…それじゃ賭けにならないじゃない…」

    

     

🏙️🏙️

    

「お帰り~」

「ただいま」

「今日も暑かったね~」

「帰りに、美南ちゃんと新君に会ったぞ」

「え~ほんと!元気だった?」

「あぁ、元気だったよ」

「ライブやり取りはしてるんだけど、やっぱり子供が小さいとなかなかね~この時期暑いし」

「新君は琴美より半年近く早く産まれてるからな、同じ年になるけどまだ無理はさせられない」

手を洗い、琴美のいるプレイベッドに近づく直樹

「でもこんなに暑い時間に買い物?」

「蓮君の誕生日が近いらしい」

「そうなんだ~」

琴美を抱き上げると

「…さすがに軽いな…」

「なに?」

「新君を抱いて来たんだよ、けっこう重たくなってたから」

「あ~なんか、腕や脚がボンレスハムとか言って、写メもらった」

夏休みになり、直樹は大学の図書館に行ったり、グループ課題の事で出かけるがそれ以外はマンションで勉強している

     

数日後、大学に行った直樹、食堂ではなにやらひそひそと話をしている女子学生……

     

「……よ、よお…入江」

「……なんだよ」

「あのさ~…入江の子って男の子……」

「はぁ?」

「…えっと……」

「女の子だよ…お前ら大丈夫か?」

「ねぇ、男の子のお子さんで知り合いいるの?」

「…あぁ、いるよ、9月産まれの子が、琴美とは学年が同じになる」

「「………」」

「やっぱりね」

「やっぱりって、なんだよ」

「入江君が男の子を抱っこして、楽しげに話していた女の子が気になるそうなのよ」

「……彼女は琴子が世話になってた家にいたんだ、たまたま買い物に出て来てて会ったから話してただけ」

「「……なるほど…」」

「だから言ったじゃない、いくら器用な入江君でも、同時に二人の子供の父親になるなんてあり得ないって」

「………」

「「……ご、ごめん……入江…」」

「賭けは私の勝ちね」

「賭け?」

「ほら、速く出しなさいよ」

周りにいた、テニス部員や数名の男女が、松本に千円づつ渡していく

松本はクスリと笑うと

「これで琴子さんとランチにでも行くわ」

「……その時は連絡くれ、琴美と留守番するから」

「じゃ~ね」

颯爽と食堂を出て行く松本、残った学年はその後直樹の冷たい視線に、平謝りをする

「……ったく…おかしな想像する前に、聞けばいいだろ…」

「聞ける雰囲気じゃなかったと言うか…あまりにも自然で……」

「子供がいたら普通だろ…」

そう言って直樹も食堂を出て行った

     

    

「「………」」

「子供いねぇからわかんねよ……」

「……だよな…」

      

        

        

            

              

            

🎍🌅🎍

      

明けましておめでとうございます

長々と、アップできず……

年末には何かと忙しく…

やっと書けたのはこれだけ……

申し訳ありません!

冬休みという事もあり落ち着かない!

       

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No title

あけましておめでとうございます。
今年も作品楽しみにしています。

最近、更新がないので体調崩されているのかと心配しております。

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itkiss

Author:itkiss
初めてイタズラなkissのIF物書いてみました